■健康教育講演会
第22回健康教育講演会後記
第22回健康教育講演会が、平成22年7月3日(土)観音寺市民会館大ホールにおいて、「知っておきたい薬の知識」をメインテーマに開催されました。
参加者は663人でした。
池田三豊・観音寺市医師会長の開会挨拶のあと、御来賓としてご出席頂きました、白川観音寺市長様・横山三豊市長様に来賓挨拶を賜り、講演が始まりました。
第Ⅰ部では、まず、観音寺・三豊薬剤師会会長 篠原幸雄先生に「くすりの歴史」について、ご講演を頂きました。いろいろな植物などから、有効成分が見つかり、その後、より作用が強く、より安全なものへと薬は進化した歴史をお教え頂きました。大切な薬は、『両刃の剣』と言われるように、有益な効能と同時に危険な副作用のあることを強調されました。
引き続いて、徳島文理大学香川薬学部准教授 飯原なおみ先生に「お薬と上手につきあるために」と言うことで、ご講演を頂きました。薬の体の中でのゆくえや個人差などをお教え頂き、また、薬の効き方の不思議なこともお教え頂き、薬と上手につきあうためのコツをわかりやすく説明して頂きました。
第Ⅱ部では、医療情報研究所/(株)エス・アイ・シー医療情報部責任者 堀美智子先生に「大衆薬、サプリメントとの付き合い方」について、ご講演を頂きました。薬はその情報にしたがって、正しく使用されたとき、薬として役割を果たすことができることをお教え頂きました。また、大衆薬とサプリメントの使用方法と、その限界についてもわかりやすくお教え頂きました。
質問コーナー「薬について日ごろの疑問」では、事前に頂いた、質問用紙の疑問に回答する形で行いました。多くの方々より頂いた、薬についての疑問に、わかりやすく説明を頂きました。
最後に、冨田三豊・観音寺市医師会副会長の閉会謝辞で無事終了しました。
雨天のなか多くの方に来て頂き、メモをとるなど真剣に講演を聞いて頂いている市民の皆様が印象的でした。