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■教育現場における虐待対応について(第52回学校医部会)
講師:三豊総合病院 小児科部長 佐々木 剛 先生 子どもの虐待が深刻な社会問題となっており、本日は、奇しくも香川県から東京へ転出し、その後虐待死した児の公判が行われているところである。実に身近に存在する虐待について、①香川県での取り組み(児童虐待対策課の新設、弁護士や警察官の配置など)、②全国の取り組み(体罰の禁止をはじめとする虐待の抜本的対策強化、児童福祉士の増員や医師・弁護士の配置など児相の対応強化、関連職種の連携強化など)、③保育園、幼稚園、小学校における虐待対応(具体的な事例提示、虐待可能性のカテゴライズ、学校・教育委員会等向け虐待対応の手引き解説など)につき網羅的にご講演いただいた。 この度の講演を通して、再度、虐待に関する各人の立場を理解し、周囲で生じている虐待を早期に適切に対処することができることを期待している。
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